査定のプロが語る土地売却のコツ
不動産を売ったときにかかる税金はいくら?2017.07.01 (土)
不動産買取のよくあるご質問
Q:不動産を売却したときにかかる税金はいくらぐらいですか?
A:税率が39%かけられますので、売ったときの売買価格 - 買った時の売買価格 = 手元に残ったお金
手元に残ったお金 × 税率39%=税金額です。
<例>
1000万円(売買金額) - 1500万円(買った時の売買金額) = -500万円
この場合は、手元にお金が残っていないので税金はかかりません。
ですが、このような場合はどうでしょうか?
1000万円(売買金額) - 500万円(買った時の売買金額) = +500万円
500万円 × 39%(税額) = 195万円(税金)
注目:次のいずれかの場合は、税額が20%まで引き下げれます。
【1】ご自宅の所有期間が5年を過ぎていた時。
【2】親が5年以上所有している不動産を相続した時。
<例>
1000万円(売買金額) - 500万円(買った時の売買金額) = +500万円
500万円 × 20%(税額) = 100万円(税金)
Q:買ったときいくらで買ったか解らない場合はどうすればいいでしょうか?
A:不動産を買ったときに結んだ売買契約書を見つけてください。そこにはいくらで買ったのか金額が書いてあります。
Q:売買契約書が見つからなかったときはどうやって買った時のお金を決めるのですか?
A:売買価格 × 5% = 買った時の価格になります。
<例>
1000万円(売買価格) × 5% = 50万円(買った時の価格)
税金はいくらになりますか?
1000万円(売買価格) - 50万円(買った時の価格) = 950万円(手元に残ったお金)
950万円(手元に残ったお金) × 20%(税額) = 190万円(税金)
950万円(手元に残ったお金) × 39%(税額) = 370.5万円(税金)
つまり・・・
不動産を売るときに、ご所有期間が何年かと、売買契約書があるのか調べておくと税金がいくらぐらいかかるかの目安ができるでしょう。