相続した不動産の損する売り方を今日はお教えいたしましょう。
手元に多くお金を残したくない人は以下の注意点にしたがい不動産を売りましょう!!
こんな場合の不動産は特に注目してください!!
① 100坪以上の土地を売ろうとしていますが、一戸建てでは大きすぎる土地なので、一般の人が買いにくい金額になってしまう場合。
こういう土地は、一般の人の需要が少なく買いたいと手を挙げる人は相当なお金持ちでない限り手を出さないでしょう。
100坪の土地ですが、一般の人の買いたい相場が1坪あたり100万円だったとすると、売り出し価格1億円の土地になってしまいます。
1億円の土地を買って、その上にかなり大きい規模の一戸建てを建てる人の需要は多いですか?
あなたは簡単に答えが出せるでしょう!
そして、1億円はする土地を売るときは、たいがい仲介で売る人が多いです。
ここからが大切ですので、お金を残したくない人は特に注意してください。
1億円の土地は、1坪あたりの相場が100万円で100坪です。
ですが、一般的な需要がないことは仲介業者もすぐにわかります!
そういう時に登場する買主は・・・ 不動産を買取って戸建ての分譲をする業者さんです。
ですが、業者さんも戸建ての分譲地を作るのにいろいろな諸経費がかかります。
たとえば、
☑仲介業者にお支払いする仲介手数料。
☑建物がある場合は、建物の解体費用。
☑道路を作ったりする造成費用。
☑不動産登記費用に不動産取得税。
☑土壌汚染がある場合は除去費用。
などなど、100坪の土地でも4区画の建売をする場合は、土地の形状にもよりますが、
道路を通す場合、開発道路に20坪・1区画の分譲地20坪×4区画で100坪になります。
さて、この莫大な諸費用がかかる土地を買取る業者さんは、1坪あたり100万円の土地を
100万円で買ったりしますか?
あなたは単純な答えを知っていますね。
そうです。答えは、坪あたり70万~80万になるのです。
とすると、金額にして7000万円~8000万円になります。
ここまでで、ピンと来てくださいね。
仮に間を取って、7500万円で仲介業者が連れてきた買取り業者との取引がまとまったとしましょう!
あなたの手元には、7500万円-242.55万円(仲介手数料)=7257.45万円
お金を残したくない人は以下のような手順で取引を行いましょう。
追伸:「警告!大型の土地100坪以上の場合は、一戸建てを建てるには高すぎる。
土地が大きすぎるという場合に買主として登場するのは買取り業者です。
追追伸:「あなたがもし買取り業者に直接査定をしてもらい7500万円で売った場合の
手元残るお金はいくらになりますか?」
答えは簡単ですね。
7500万円-(司法書士の売り渡し費用の約15,000円)で、ほぼほぼ7500万円になります。