不動産のご売却をお考えのあなた。

自宅の現在の価値がどれくらいなのか 気にはなりませんか？

相場とは異なることもありますが、 今日は簡単に価値を概算できる方法のお話です。

あなたの自宅が新築なら、 家の価値はすぐに分かると思います。 しかし、難しいのは１０年ぐらい築年数が建っているもの。 解体するにはまだ早すぎるし、 綺麗とは言っても新築ではない…。 いったい、いくらぐらいが妥当なのでしょうか？

1つの考え方として、 「今、同じ建物を新しく建て直したらいくらかかるのか？」を計算し、 １年過ぎる度に一定の金額を引くという方法があります。

例えばもし現在の建築コストが１６万円/㎡で、 建物面積が100㎡なら、新築を建てるのに1600万円必要です。 そこから一定金額を引いていくのですが、 ここでは建物価値が20年でゼロとなるような計算をします。

つまり、1600万円÷20年=80万円が毎年引かれる金額となります。

築10年なら、800万円が新築から引かれ、800万円の建物価値となります。

そこに土地の価値（坪単価×坪数）を足せば理論上の評価を計算できます。

もし坪単価40万円で35坪なら、1400万円の土地の価値となります。

最後に土地と建物を合わせて、2200万円が評価となります。

 

ただし、実際に売買される相場とはズレがありますので あくまでも参考程度にお考えください。